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アマチュア無線やBCLが好きな60代オヤジの日報

FT-817のバッテリーが膨らんでしまった

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hamlife.jp東京QRPers主催の「祝FT-817デビュー25周年&FTX-1シリーズデビュー QSOパーティ」の記事があり、自分もFT-817オーナーであるため参加してみようと考えた。

現在使っているFT-710Mを購入する前は、FT-817をほぼ固定でメインリグとしてQRPで頑張っていたのだ。FT-817は移動運用に使おうと考えていたが、なかなか重い腰が上がらず出番がなかった。

FT-817はラック上で埃をかぶっていたので、雑巾で埃をふいたところ、バッテリーのカバーが若干膨らんでいるのに気づいた。入れっぱなしであったバッテリーは、FLB-86というサードパーティリチウムイオン充電池である。

リチウムイオン電池は火災の問題が最近ニュースをにぎわせているので、使い続けるのは危険と思い、処分することにした。せっかく買ったのに実践では一度も活躍の場がなかったのはメーカさんにも申し訳ないところだ。

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電池は日本製で品質には問題なかったものと思う。改めてマニュアルを見ると自分の使い方が悪かったと反省している。マニュアルによると、

バッテリー充電・放電時
<重要>FT-817ND に外部電源装置を接続して本品を充電する場合は、電源装置の出力電圧を12.8V より上げないでください。FT-817 は充電終了後も小電流充電しますので、過充電によりバッテリー寿命を縮めるばかりでなく危険です。

長時間バッテリーを使用しない場合は、FT-817ND / KX3 より取り出し保管してください。バッテリーは使用しない場合も 6 か月ごとに電圧を確認し充電してください。

と書いてあった。自分は普段、FT-817に接続している電源アダプターで充電していたが、その電圧は13.8Vで、マニュアルに定める12.8Vを超えていた。また、FT-817に内蔵したまま電源をつなぎっぱなしであったのだ。

最悪の場合の火災事故が起きてしまう前に、幸いにも今日に気づいて良かったと思うしかない。

POTAやSOTAの移動運用もしてみたいと思っているので、新しく同じものを専用の充電器とともに以下のサイトから発注した。

https://shop6502.square.site/

 

リチウムイオン充電池を使っていて、私のような誤った使い方に思い当たるかたは、取扱い説明書などを確認しておいた方が良いでしょう。

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